WordPressで同じファイル名の画像をアップロードした場合、連番を追加せず上書きして画像を置き換える方法を解説します。
WordPressでは画像の上書きができない
WordPressでは一度アップロードした画像を別の画像に置き換えたい場合、同じファイル名でアップロードしても前の画像が置き換えられることはありません。
ファイル名の最後に連番の数字が足されて、別ファイルとして追加されてしまいます。
画像を置き換えるには、既存の画像ファイルを削除してからアップロードする必要があります。
Enable Media Replaceを使用
画像を置き換えるにはWordPressプラグイン「Enable Media Replace」を使用します。
Enable Media Replaceをインストールすると、画像の編集画面に「新しいファイルをアップロード」のボタンが追加されます。
このボタンはWordPress管理画面の「メディア→ライブラリ」からも、記事編集中に画像を「クリック→置換→メディアライブラリを開く」のどちらにも追加されます。
Enable Media Replaceの機能
Enable Media Replaceでできることは以下になります。
- 同名ファイルを置き換える
- 別名のファイルと置き換える(リンクも更新される)
- アップロード日時の維持、変更
私は試していませんが、アップロードしたファイルなら画像に限らず置き換えることができるそうです。
各機能の詳しい内容は次項で解説します。
Enable Media Replaceの使い方
「管理画面→プラグイン→新規追加」から「Enable Media Replace」で検索し、インストールしたら有効化します。
次に「メディア→ライブラリ」で適当な画像をクリックして編集画面を開きます。
画面右下にある「新しいファイルをアップロード」ボタンをクリックします。
アップロード画面が表示されます。
置き換える画像を「ファイルを選択」から指定、もしくは枠線の中に画像をドラッグ&ドロップします。
左の画像が既存画像、右の画像が交換後の画像です。
下の方からオプションを指定できます。
- 「ファイルの置換のみ」
- 既存ファイルの名前のまま画像を置き換えます。pngやjpgなどの拡張子が同じ必要があります。
- 「ファイルを置換して新しいファル名で全てのリンクを更新する」
- 別名のファイルと置き換えます。既存のファイルを指すリンクも新しいファイル名に更新されます。
- 「日付オプション」
- 画像のアップロード日時を保持するか更新するかを指定できます。特に理由がない限りデフォルトの「日付を保持する」のままで。
オプションを確認したら最後に「アップロード」ボタンをクリックして完了です。
サイトを確認して画像が変更されていない場合は、キーボードの「Ctrl+F5」でスーパーリロードを行いブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。
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