WordPressのブロックエディタで「画像をクリックして原寸大の画像を表示」させるには、それぞれの画像ブロックにメディアファイルへのリンクを設定する必要があります。
しかし、例えば記事に100枚の画像がある場合など、それぞれ一枚ずつメディアファイルへのリンクを追加していくのは大変面倒です。
どうにか一括でメディアファイルへのリンクを追加できないか試したところ、可能な方法を見つけたのでご紹介します。
ギャラリーブロックなら一括メディアファイルへのリンク設定が可能
実際にこの方法で作成した記事が上記になります。画像をクリックするとそれぞれの画像ファイルが表示されますが、これらメディアファイルへのリンクは一括設定したものです。
画像ブロックはできない
ブロックエディタで複数の画像を一括挿入すると、画像が横並びのギャラリーブロックになってしまうので、そこから画像を縦並びにしようとすると画像ブロックに変換するのが一般的です。
しかし画像ブロックに変換してしまうと、画像それぞれが別のブロックと認識されて一括でメディアファイルへのリンクを追加することができません。
ギャラリーブロックを1カラム表示にすると可能
画像ブロックに変換せず、ギャラリーブロックを1カラム表示にすると縦並びの画像に一括でメディアファイルへのリンク設定が可能でした。
手順としては、まず複数画像でギャラリーブロックを作成します。
ギャラリーブロックから複数の画像を記事に追加するか、複数の画像を記事にドラッグ&ドロップすると自動でギャラリーブロックになります。
ギャラリーブロックは画像が横並びで表示されます。
縦並びにする場合は、右の設定パネルから「カラム」を「1」に変更します。
そして「リンク先」を「メディアファイル」に変更することで一括でメディアファイルへのリンクが追加され、それぞれの画像をクリックですると原寸大で表示できるようになりました。
デメリットとしては、各画像にキャプションテキストは追加できますが、各画像の間にテキストやリンクなど一切のブロックが追加できないことです。
ギャラリー(ブロック)なので、画像の観覧を目的とした場合のみを考慮した設定なのかなと思いました。
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