エルゴヒューマンフィット使用1ヶ月レビュー

10万円以下の高級オフィスチェアの購入を検討すると、高確率で選択肢の1つになるであろうオフィスチェア。

「エルゴヒューマンフィット(Ergohuman Fit)」を購入して1ヶ月使用したのでレビューしたいと思います。

スポンサーリンク

高級オフィスチェアが欲しい

私は1日中椅子に座ってPCで仕事をしているので、いいオフィスチェアが欲しいなと思い調べてみました。

高級オフィスチェアは高い

調べてみると、2,3年で壊れるような1万円以下の椅子とは別に、きちんとした有名企業が製造する、法人などで購入されるようなオフィスチェアは10万円以上の「高級オフィスチェア」だと知りました。

10万円以下の高級オフィスチェアを探す

流石に10万以上は厳しいので、10万円以下で探してみるとオカムラの「シルフィー」とErgohumanの「エルゴヒューマンフィット」の評判がよく、より高機能なエルゴヒューマンフィットを購入することにしました。

Ergohumanとは?

Ergohumanは台湾の椅子メーカー「コンフォートシーティング(Comfort-Seating)」が企画開発している高級オフィスチェアのブランドです。

日本の代理店は関家具で、関家具はJOIFA会員です。

ErgohumanはJOIFA会員

JOIFAとは日本オフィス家具協会のことで、JOIFAに加盟しているメーカーは安全性や耐久性の面で一定レベルの品質を満たす必要があります。

高級オフィスチェアメーカーで有名なオカムラ、イトーキ、コクヨ、ウチダなどもJOIFA会員です。

加盟メーカーのオフィスチェアは、毎日8時間使い続けても「最低8年間」は壊れないよう設計されなければならず、日本でオフィスチェアを購入する場合は、そのメーカーがJOIFA会員であることがとても重要です。

Ergohumanの保証期間は最長5年

JOIFA加盟メーカーのチェアは上記のように「最低8年間」は壊れないよう設計されますが、オカムラやイトーキなどの保証期間は最長3年が一般的です。

例えばこちらはオカムラの保証期間です。

保証期間1年外観・表面仕上(塗装および樹脂部品の変・退色、レザー・クロスの摩耗)
保証期間2年機構部・可動部(引出し・スライド機構・扉の開閉・錠前・昇降機構等の故障)
保証期間3年構造体(強度・構造体にかかわる破損)
株式会社オカムラ|FAQ~よくあるご質問

しかしErgohumanだと最長5年になります。これは地味ですがとても嬉しいポイントです。

保証期間1年外観・表面仕上げ(塗装及び樹脂部分の変色退色、レザー・クロス・キャスターの磨耗等)
保証期間2年機構部・可動部(スライド機構・昇降機構等)などの故障
保証期間5年構造体(強度・構造体に係わる破損)
アフターサービス|Ergohuman Pro Shop

Ergohumanのオフィスチェア

Ergohumanのオフィスチェアでは以下の3タイプが有名です。

プロが一番高機能で、エンジョイがエントリーモデルです。

Ergohumanのオフィスチェアのいいところは、どのモデルでも構造体(強度・構造体に係わる破損)やアームレス、多機能レバーなどは同じものを使用しているので、エントリーモデルだから耐久性が減っているなどが無いことです。

Ergohumanでオフィスチェアで注意したいところは、Ergohumanのチェアは世界中で販売されており、そのためか上記のチェアは日本人の体格や日本の住宅のサイズに対してやや大きめのチェアとなっています。

日本人にフィットする、新しいエルゴヒューマン

そこで開発されたのがエルゴヒューマンフィットです。

エルゴヒューマンフィットはシリーズの中でもミドルサイズに設計されており、欧米人と比べて小柄な日本人の体型に合ったサイズになっています。

またデザインがスマートで現代的になっており、価格はエルゴヒューマン ベーシックと同程度となっています。

エルゴヒューマンフィットの特徴

エルゴヒューマンフィットは10万円以下の高級オフィスチェアではおそらく一番高機能です。

  • 小柄な日本人の体型に程よいサイズに設計されたチェア
  • 現代的でスタイリッシュなデザイン
  • 「ヘッドレスト」前後3段階、高さ6段階、角度
  • 「背もたれ」高さ3段階調整
  • 「リクライニング」4段階(デフォルト含む)
  • 「リクライニングの強弱」ダイヤル
  • 「背もたれ高さ」3段階
  • 「アームレスト角高さ」8段階(デフォルト含む)
  • 「アームレスト角度」5段階(デフォルト含む)
  • 「アームレストスライド」前後左右
  • 「座面前後スライド」4段階
  • しっかりと腰を支えるランバーサポート
  • 座面がメッシュとクッションを選択可
  • レバーひとつで座面昇降、リクライニン、座面スライドができる

高級オフィスチェアが高価格なのはその耐久性や品質にあわせて、個人の体にフィットするように調整機能が豊富にあることです。

そういった意味ではErgohumanのチェアは一定以上の品質で高機能で、高級チェアメーカーがひしめき合う日本で知名度を持つ理由が納得できます。

エルゴヒューマンフィットのサイズ

プロが一番大きく、フィットは座面の奥行きが短い以外それほどサイズに違いはない模様。

フィット以外は公式サイトの画像を引用。

エルゴヒューマンフィットの購入先

私の購入先は楽天のWORKAHOLIC

WORKAHOLICは完成品で届いて梱包材を引き取ってもらえるので便利です。

高級オフィスチェアをYoutubeで調べようとすると、WORKAHOLICで試座している動画をよく見かけるので高級オフィスチェア販売で有名なショップみたいです。

また2021年4月現在Amazonだと9万円以上しますが、WORKAHOLICだとポイントを引くと8万円以下で購入可能です。

エルゴヒューマンフィットを買ってよかった点と悪かった点

外観と機能レビューは下の方で行っていますが、先に渡しがエルゴヒューマンフィットを購入して感じたよかった点と悪かった点を書いておきます。(身長170cm、体重72kgの場合)

良かった点

  • 外観がスタイリッシュで現代的。
  • 調整機能がレバー1本に集約してあるので操作が直感的で覚えやすいのは素晴らしい。
  • ヘッドレストの角度が調整できるのでリクライニングを最大に倒した状態でもPCモニターが見れる(一番のおすすめポイント)。
  • アームレストは広くて柔らかい。
  • 座面のメッシュは柔らかく一日中座っていてもお尻が痛くならない。
  • ランバーサポートが、後ろからグイグイされるような存在感がなく、適度に腰を支えている。
  • リクライニングの強弱を調整すれば、普段からリクライニングを固定せず、そのまま力を入れてリクライニングを倒す使い方も可能。
  • 調整機能が豊富。10万円以下でここまで調整機能が豊富なのは他にない。
  • 昇降機能、レバー、アームレストなど多くの部分が10万円を超えるエルゴヒューマンプロと共通の部品を使っているので信頼性が高い。

悪かった点

  • 身長170cmだと深く座ると座面昇降の一番下がジャスト、足裏が床に余裕で届く。しかしリクライニングを最大に倒すと(椅子も結構傾くので)かかとが浮く。
  • アームレストを最大に伸ばしてもやや短い。座ってアームレストを伸ばしてデスクの高さに合わせようとしても高さ70cmのデスクより1cm程度低い。
  • アームレストのボタンが外側にあるので押しにくい。
  • (凄く個人的な理由ですが)アームレストを左右逆にできない(アームレストを机と干渉させない裏技)
  • リクライニングにアームレストが追従するが、斜めになったアームレストは使いにくい
  • リクライニングの固定時に「カチンッ」と若干大きくな音がする。
  • 稀にランバーサポートと背もたれの接触部分が軋む音がする。

エルゴヒューマンフィットの外観と機能レビュー

私が購入したのは「座面エラストメリックメッシュ:ブラック(KM-11)ブラックフレーム IOO-AB-3DHAM-KM-11」です。

製品重量25kg、最大リクライニング角度26度、メーカー保証最大5年。

参考として私のは身長170cm、体重72kgです。

全体

エルゴヒューマンフィットは他のErgohumanチェアに比べればシュッとしているので小さく感じるが、4畳半の仕事部屋には大きく存在感がある。

高級オフィスチェアは剛性をもたせると重く大きくなってしまう傾向があるため許容範囲です。

現行のエルゴヒューマンプロなどはデザインがどうしても古臭く野暮ったく感じたのですが、フィットはスタイリッシュで、サイズが日本人向けに作られたこととは別にそのデザイン性の高さも魅力だと思います。

ヘッドレスト

ヘッドレストは3Dヘッドレストが採用されており高さ、前後、角度を調整可能。

またメッシュで柔らかく、大きさも適度で範囲も広く見た目の圧迫感もなく文句ありません。

ただしこれは身長175cm以下の場合かと感じました。理由は後述します。

ヘッドレスト前後調整

前後調整は3段階。付け根を支点に斜めになっているので一番上にすると後方に、一番下にすると前方に突き出た形になります。

後(高くなる)
中間(中間)
前(低くなる)

一番下にして前に突き出して使うと、PC使用時に頭を支えることができるのですごく楽で、リクライニング時でもPCモニターが見える角度にできるのでものすごく便利です。

しかし、私は身長170cmなのでこのヘッドレストがジャストサイズでしたが、問題なく使える身長は175cmくらいがギリギリかなと思います。

それ以上だと高さが合わず首を支える形になってしまうので、Amazonレビュー楽天レビューを見てもヘッドレストが合わず外してしまったとのレビューがそこそこ多かったので背の高い人は注意です。

ヘッドレスト高さ調整

ヘッドレストの高さ調整は約5cmの6段階。

高さ調整は6段階
高さ最上段
高さ最下段

ヘッドレスト角度調整

ヘッドレストの角度も変更可能。この角度調整のおかげでリクライニング時にモニターが見れる角度にできます。

ヘッドレストの取り外し

ヘッドレストやアームレストは5mmの六角レンチ(付属されている)で取り外すことが可能。

六角レンチは特別なサイズや形状ではないので手持ちの六角レンチも使えました。

背もたれ(バックレスト)

背もたれはメッシュで、背もたれごと上下に高さを調整可能です。

170cmの私で背もたれ高さ3段目(最大)がちょうど。それに合わせてヘッドレストは高さ中央で角度最低で頭を支えながらモニターを見るのにジャスト。

ここからヘッドレストの高さを数センチ上げられることを考慮すると、ヘッドレストが合うのは身長175cmまでと個人的には思います。

背もたれ昇降機能

Ergohumanチェアの特徴のひとつ、他のオフィスチェアには見られない背もたれの高さが調整機能です。

背もたれの高さ調整範囲は5cm程度で3段階です。4段階目で解除、一番下まで落として1段階目。

ここを摘んで上げる

固定の仕方が分からないとのレビューが複数ありましたが、固定するには途中で止めたい箇所までいったら離すんじゃなくて下に戻す感じにすると固定されます。

背もたれ最下段
背もたれ最上段

リクライニング

リクライニング固定はデフォルトの位置を合わせて4段階。

最大リクライニング角度は26度。10万円以下でここまで深く倒せるオフィスチェアは珍しいです。

通常時
1段階目
2段階目
3段階目

リクライニングに合わせて座面も連携して動きます。

座面通常時
リクライニング時に後方に傾く

座面を最下段にしても、身長170cmではリクライニングを倒そうと踏ん張るとカカトが浮くので、女性だとフットレストが必要になるかと思います。

リクライニングの強弱

リクライニングの強弱はダイヤルで調整できます。

回しやすいよう取っ手がある

普段からリクライニングを固定せず、そのまま力を入れてリクライニングを倒す使い方も可能。

ランバーサポート(腰当て)

Ergohumanチェアを象徴する特徴的なランバーサポート。

背もたれとランバーサポートは分離している

この腰を支える機構の評価が高い反面、これまでのErgohumanチェアでは人によっては存在感が高すぎて煩わしく感じる人もいました。

フィットではやや出っ張りを控えめにし、しかししっかりを腰をサポートしてくれるので凄くオススメポイントです。

アームレスト(肘置き)

アームレストは前後に5センチ、左右に2.5cm、高さ7.5cm稼働できます。

アームレストの表面はサラサラで弾力があります。

以外に柔らかい

アームレスト高さ調整

アームレストの高さは8段階(上下80mm)調整です。

アームレスト最下段
アームレスト最上段

画像では暗くて見づらいですが、アームレストの昇降ボタンがアームレストの外側にあるので押しにくいです。他のメーカーの高級オフィスチェアだとアームレスト板の下に付いているので押しやすくなっています。

またアームレストを最上段にしても座ると体重で沈んで、高さ70cmのデスクより1cm低いのが微妙に使いにくいです。

アームレスト角度調整

アームレスト角度は内側3段階、外側1段階の計5段階です。

私は深く座りたいので角度2段階内側が最適だが、立ち上がるたびに角度を変えるのが面倒。個人的には机に深く座ってアームレストを干渉させないためには角度ではなくスライド機能で後ろに大きくスライドさせる調整幅がほしい。

角度調整をしないとデスクからお腹まで約10cmのスペースが
内側に調整して約7cmまで近づける

アームレストスライド

アームレストは前後5cmと左右にスライドできます。

左右スライド内側
左右スライド外側

アームレストのスライドがやや弱く、肘を置いても勝手にスライドする程ではないが、椅子を引くときに持つとスライドしてしまのが面倒です。

しかし私が調べた範囲だとアームレストのスライドを固定できるオフィスチェアはなかったので、この問題はどのオフィスチェアでも同じかと思います。

アームレスト追従

リクライニングを倒すとアームレストが追従する。10万円以下でこの機能がある高級オフィスチェアはめずらしい。

アームレストの付け根

アームレストをデスクと干渉させないオフィスチェアの裏技として、左右のアームレストを逆に取る付けるという方法もありますが、エルゴヒューマンフィットはアームレストの関節部分に特殊な形状で差し込むタイプなので左右逆は不可でした。

関節の部分ではめ込んでいる

座面

私が購入したメッシュタイプはメッシュが柔らかく程よい弾力も合って、一日中座っていてもお尻が痛くなることはありません。

座面幅は約50cmで広すぎず狭すぎず、あくまで作業用で、ゆったりリラックスできるサイズではないので注意。

座面の奥行き調整

座面前後調整は4段階38~42cmです。

奥行き最小
奥行き最大

私が以前使用していた8000円くらいのオフィスチェアだと座面50x50cmだったので、奥行き42cmだと8cmも減って狭すぎないかと思ったのですが、体感5cm減った感じで問題ありませんでした。

他の高級オフィスチェアも大体この程度の奥行きで、正しい姿勢をを崩さないようなサイズ感で、やっぱり作業行チェアなんだなと実感しました。

座面の高さ調整

座面の高さ調整は約45~54cmでエルゴヒューマンプロと変わらず、オカムラやコクヨなどの国内メーカーだと最下段が42cm程度なので、フィットは日本人向けとは言えない高さです。

ここははっきりと良くないところですね。

170cmの私で最下段で足裏がしっかりつくジャストの高さ。しかしリクライニングをしようとするとカカトが浮くので踏ん張るのがかなり面倒です。

これでは多くの女性はフットレストが必要になると思います。

おそらく座面裏の機構部分が他のErgohumanチェアと共通なので、フィットだけ低くすることはできなかったんだと思います。

レバー

Ergohumanチェアの特徴の1つの多機能レバー。

レバーひとつで座面昇降、リクライニン、座面スライドができるので直感的で素晴らしいです。

キャスター

キャスターは普通です。

背面

背面のデザインは他のErgohumanチェアと比べるとシンプルで存在感が少ないので個人的には満足です。

まとめ

海外メーカーなので品質的に大丈夫かな?と不安でしたが買って満足でした。

サポートが長く、直感的で使いやすいレバー、適度なランバーサポートなど、この価格のオフィスチェアながらほぼ全ての高級オフィスチェアの機能を備えているので最高のコストパフォーマンだと思います。

特に調整機能が豊富なヘッドレストがお気に入りです。

高級オフィスチェアでは安い8万円程度とは言え、私には十分高いので悩みましたが買ってよかったです。

私は一日の大半を椅子に座って過ごすので、多少高くても姿勢を保て、体に悪影響のないチェアは長期的に見ればそれほど高いものでは無いのかな、とも感じています。

エルゴヒューマンフィットは、10万円以下のオフィスチェアを探しているならぜひオススメしたいオフィスチェアでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました